トルコリラ

トルコリラスワップ運用で年利470%を達成したハイリスク投資手法について解説

トルコリラ運用記事のアイキャッチ

みなさんはじめまして。
ター坊と申します。

この記事は2018年9月〜2019年7月にかけて、私ことター坊がトルコリラ/円を運用した結果をまとめたものになります。

ター坊について

FX投資歴約9年。
コツコツ積み上げては大きく損をしてトータルマイナスになる、典型的な悪い方のコツコツドカンタイプです。

平日は会社員をしていて、しっかりと相場を見ない状態でポジションを持って損をして…というのを9年繰り返してきて、これまで溶かしてきた資産は合計で約1200万円。。。
来年30歳を迎えることもあり、投資スタイルを見直して再チャレンジしようと決意したのが昨年のことです。

トルコリラに投資したきっかけ

トルコリラについて

トルコリラ/円の10年分チャート
まずはこちらのチャートをご覧ください。
トルコリラ/日本円の10年分の動きを記録したチャートです。

2010年の60円から、2019年にはその1/3以下の18円ほどまで下落してしまっています。
特に2015年からはずっと下がり続けており、高い政策金利を考慮したとしても投資通貨としてはあまり魅力的とは言えません。

2018年5月頃から大幅利上げ実施

トルコ政策金利のチャート
下落し続けるトルコリラに対して、トルコ中央銀行は大幅な政策金利の利上げを行いました。
日本の政策金利は実質0%に近い状態のため、日本円でトルコリラを買うと投資信託も真っ青なレベルの高利益体質な通貨となります。

ただし、ここまで急激に政策金利を切り上げるというのは「国の経済状況が良くないから金利を上げないと通貨を買ってもらえない」といった背景があります。つまり、投資対象としてのリスクはかなり高いのです。

なぜリスクの高い通貨に投資したのか

トルコリラ/円の週足グラフ
それではもう1度、トルコリラ/日本円のチャートをご覧ください。
2018年の8月頭にトルコリラが暴落して、過去最低の15円台に突入しています。

そこから16円〜18円を1ヶ月ほどウロウロしていたのを見て、「これはもしかして底打ったんじゃないか?」と思うようになります。
5月頃の利上げからずっとトルコリラを観察していた私は、このタイミングで賭けにでることにします。

そう、「トルコリラをハイレバで保有する」ことにしたのです。

投資額について

今考えたらトチ狂っているのですが、絶対に勝てる自信があった私は当時の貯金350万を一気に入金して、投資に回すことにしました。
レバレッジは約15倍で300万通貨購入、つまり日本円にして5100万円分を購入していることになります。

トルコリラ円は年の利回りが約17%ほどなので、レバレッジ15倍ということは年間利回り約255%。購入時の17円のまま1年後を迎えられれば+892万円となり、理論的には350万円→1242万円にまで増やすことができます。

具体的な資産推移について

スワップ益のみの収益推移

スワップ益のみの収益推移
2018年9月7日に17.011円で、トルコリラを300万通貨分購入しました。
そこからの資産推移をグラフにしてあります。

月利約25%になるため、350万円の元手に対して毎月75万〜100万円ほどのスワップ益が発生します。
理由は後述しますが、2019年7月下旬に資金を引き上げているため、スワップ益の合計は約950万円です。年間利回り255%に近い数値になりましたね。
※ちなみに今回は複利運用せずずっと放置です

しかし、普段トレードされている皆さんからすると何か物足りないと感じるかと思います。

そう、トルコリラは保有している間も価格が上下しています。つまり、取引益をまだこのグラフには入れていません。
次の項では取引益も含めたグラフをお見せします。

取引益も含めた資産総額推移

資産総額のグラフ
最終的な総資産は2019年7月末時点で約2000万円となりました。
内訳としては下記です。

・元金:350万円
・利益:約1650万円
 -スワップ益:約950万円
 -取引益:約700万円

グラフを見て分かる通り、実は2018年11月末時点で資産2000万円を達成しています。
これは、17円で購入したトルコリラが順調に育ち、22円まで上昇したことによる取引益の占める割合が大きいです。

なぜ11月の時点で決済しなかったのか?

スワップ益で資産を増やしていくことを主眼においており、目先の利益に囚われないようにしていたためです。

すいません嘘です。
実は25円あたりまで上がると考えていたため、単純にいつポジション整理すれば良いかわからずにズルズルと逃げ遅れた結果がこちらです。

トルコリラのチャート
12月の22円をピークにズルズルと下がり続けるトルコリラ。
しかしその間にもスワップ益は増え続けるので、ポジションは楽観的に放置し続けていました。

一旦決済しようと思ったのが、再び17円台に突入した5月頃です。
私としては17円を割る可能性は低いと見込んでいましたが、ここまで下がり続ければ20円くらいまでは一旦戻すのではないかと考えました。
2円ちょっと上で決済するだけで、700万円以上の取引益が出ます。

冒頭でも軽く書きましたが、お恥ずかしい話ここ5年で1200万円ほど溶かしているため、その分は回収して仕切り直そうというスケベ心が湧き上がります。

そして、7/29に19.355円ほどに戻したタイミングでポジションを一括で決済して資金を引き上げました。

まとめ

使っていたのはマネーパートナーズ

・9年前からずっと使っている
・トルコリラのスワップポイントが業界最高
・スプレッドも比較的安い
・スワップポイントが自由に引き出せる

といった点から、マネーパートナーズを使っていました。
正直なところMacでの使い勝手はあまり良くないのですが、長期保有するのであれば使い勝手は全然気にならないです。

長期運用するならスワップポイントが最重要なので、これからトルコリラ保有する予定の人ならマネーパートナーズをおすすめしておきます。

トルコリラはタイミングの見極めが重要

トルコリラは地政学的なリスクや、国が赤字体質であるといったネガティブ要素に影響を受けやすい通貨です。
一方で、それに見合うだけの高スワップポイントが設定されているため、ある程度のリスクを許容して資産を増やしたい人にはかなりおすすめできます。

ただし、取引益で収益を上げるわけではなく、あくまでスワップ益で利益を出すことが主軸になるため、参入のタイミングを見極めることが非常に重要です。

当たり前ですが、2018年11月の22円で購入にしていたら、未だにスワップ益含めてもマイナスです。
私が購入した2018年9月の17円は、ラッキーなことにタイミングがかなり良かったと思います。

再びチャンスが来ている(気がする)

私が一旦資金を引き上げた理由は前述しましたが、もう1つ「ここ1,2ヶ月で17円に突入する可能性がある」という予兆が見えたというのもあります。

スワップ運用するなら、もちろん安いタイミングで買えるのがベスト。
そのため、今の18円から下落する(可能性がある)なら、ある程度下落するのを観察してから購入するのがおすすめです。

私個人的な考えとしては、「17円までは落ちるかもしれないけど16円までは落ちない」なので、17円か18円をウロウロするかもしれない9月のどこかで、再び参入しようかと思っています。

この記事を見ているということは、トルコリラでのスワップ運用に興味がある方々だと思うので、もしまだ口座を持っていないなら今のうちに開設して「5万円以下の少額でお試し取引」をしておくのをおすすめします。

少しでも相場を経験しておいたほうが、チャンスが来た時に逃さない可能性を上げられるので。

次はどういうスタイルで購入する?

2000万の資産のうち、1000万は引き上げて残りの1000万円で再び参加します
さすがに1000万円でレバレッジ15倍のリスクは取れないので(笑)、次からは5倍ほどで運用しようと思います。

前回は基本放置で益を出すことを主軸にしていたので、今度は発生したスワップ益を定期的に引き出して購入に充てていく「複利運用」にも手を出していこうかと考えています。